「AIリスク」の解剖―決定と責任を社会学的に考える
- 本の紹介
- AIにつきまとう漠然とした不安の正体とは。AIを取り巻く批判的な言説から「AIリスク」が何を指すかを読み解き、建設的に議論を進めるための思考の機軸と道筋を示す。
目次
第1章 AIのリスクはどのように語られ,広がったか
1.1 生成AIの流行
1.2 政策決定者のAIリスク言説:日米欧の異なるアプローチ
1.3 社会運動のAIリスク言説:在野プレイヤー間での協働と反発
第2章 言説のフレーミング分析というアプローチ
2.1 「リスク」は必ず語られることで存在する
2.2 リスク社会学とリスクコミュニケーション研究
2.3 リスク言説のフレーミング分析という方法
2.4 フレーミングのテーマの設定
第3章 政策決定者のAIリスク言説
3.1 資料の概要と分析の方向性
3.2 主題のフレーミング:幅広いAI利活用への着目
3.3 損害のフレーミング
3.4 利益のフレーミング
3.5 対策のフレーミング
3.6 政策決定者によるAIリスクのフレーミング
第4章 社会運動のAIリスク言説
4.1 資料の概要と分析の方向性
4.2 主題のフレーミング
4.3 損害のフレーミング
4.4 利益のフレーミング
4.5 対策のフレーミング
4.6 社会運動によるAIリスクのフレーミング
第5章 フレーミング対立と「責任」のありか
5.1 AIリスクをめぐるフレーミング対立
5.2 リスクと責任:ルーマン理論における2つの観察図式
5.3 AIリスク言説を「リスク/危険」図式から読む
5.4 利益のフレーミングの重要性
第6章 リスクを見通し,乗り越えるために─「フレーミング予測」の提案
6.1 AIリスク「対策」の鍵となる技術とコミュニケーション
6.2 リスクの「フレーミング予測」
6.3 ケーススタディ①採用AIにおけるフレーミング予測
6.4 ケーススタディ②音声生成AIにおけるフレーミング予測
終章 本書でわかってきたこと




