- 本の紹介
- 日頃ニュースで接する身近な46のトピックスを題材にして、どのように問題を解決したらよいのかを論理的に考えながら経済学の基本概念や経済のしくみを学ぶ初学者向けテキスト。
目次
トピックスで学ぶ経済学
目次
はじめに
第1章 経済学はこう考える─経済学の基本概念
1.お金が大事?─財・資源の希少性
2.費用とは支払う金額のことではない─機会費用
3.最も大事な幸せの法則─交換と市場
4.あいあい傘の秘密─公共財の共有
5.借金はいけないこと?─お金と金融
6.人が行動を変えるのにはワケがある─インセンティブ
7.なにをどれだけ? 決定方法教えます─限界原理
8.経済性重視が事故を呼ぶ?─効率性
9.才能がなければ仕事は得られない?─比較優位
第2章 国の健康診断はどうすればよい?
1.国の豊かさをはかる─GDP(国内総生産)
2.見せ掛けの豊かさ─物価の調整
3.GDP 使用の注意点─生活の質
4.中国は日本より豊かになったのか?─1人当たりGDP
5.景気を分析しよう─景気循環
6.病は気から─消費者心理
7.事業を拡張しよう─設備投資
8.モノが売れないとき─在庫循環
9.なぜ製造業に注目するのか─鉱工業生産
10.雇用はいつ回復するのか─雇用調整メカニズム
第3章 政府と中央銀行に期待されること
1.カンフル剤としての政府支出─乗数効果
2.もう国には頼れない?─国債債務残高
3.コインの裏表─国債価格と長期金利
4.借金で破綻する?─プライマリーバランス
5.需要の先食い?─エコカー減税
6.お金が増えるとよいの?─マネーサプライ
7.操られる金利─政策金利
8.金利が変わるとどうなるの?⑴─資産効果
9.金利が変わるとどうなるの?⑵─クレジット・スプレッド
10.金利にもいろいろある─イールドカーブ
11.期待される日銀の役割─量的緩和政策
第4章 世界とどう向き合えばよい?
1.海外との経済取引をみよう─国際収支
2.経常収支黒字はずっと続くの?─発展段階説
3.ドルが基軸通貨でなくなる?─グローバル・インバランス
4.内需主導の経済を目指すべきか?⑴─内需と外需
5.内需主導の経済を目指すべきか?⑵─輸出依存度
6.FX でもうけたい!?─外国為替市場
7.円高は悪いこと?─市場介入
8.通貨を交換してもうけよう─裁定
9.外貨預金でもうけよう─期待収益
10.高金利の国の通貨が強くなる─金利平価
11.インフレ率が高い国の通貨は弱くなる?─購買力平価
第5章 経済学は正しいか?─データを用いた検証
1.何かが足りない経済理論─回帰分析
2.データに耳を傾けよう─Excel での回帰分析⑴
3.データに耳を傾けよう─Excel での回帰分析⑵
4.もっとしっかり勉強したい人のために─最小二乗法⑴
5.もっとしっかり勉強したい人のために─最小二乗法⑵
資料:データファイル
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参考文献
索引
著者プロフィール
<編著者紹介>
内田 達也(うちだ たつや)
青山学院大学大学院Ph.D.(国際経済学)取得。
カーネギー・メロン大学での研究などを経て,
現在,青山学院大学国際政治経済学部 教授。
主な研究対象は応用ミクロ経済学,産業組織,企業行動など。
友原 章典(ともはら あきのり)
ジョンズ・ホプキンス大学大学院Ph.D.(経済学)取得。
カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)経営大学院,
ピッツバーグ大学大学院およびニューヨーク市立大学等勤務を経て,
現在,青山学院大学国際政治経済学部 教授。
世界銀行や米州開発銀行にてコンサルタントを経験。
主な研究対象は,国際資本移動,社会保障政策,環境など。
- 著者から
- 「第5章経済学は正しいか?」の「2.データに耳を傾けよう―Excelでの回帰分析(1)」(152頁~)で説明されているデータファイルです。どうぞご活用ください。
http://www.biz-book.jp/pdf/detail/978-4-502-68570-5.xls