長田 貴仁の著書

著者

長田 貴仁(おさだ たかひと)
プロフィール
神戸大学博士(経営学),ジャーナリスト,経営評論家 流通科学大学特任教授の他,神戸大学経済経営研究所リサーチフェロー,事業構想大学院大学客員教授を兼任。 同志社大学卒業。早稲田大学大学院で修士(学術),神戸大学で博士(経営学)を取得。 ニューヨーク駐在記者,ビジネス誌「プレジデント」副編集長・主任編集委員などを2005年まで歴任し,同年4月から神戸大学大学院経営学研究科助(准)教授に就任。この間,NPO・現代経営学研究所が発行する会報「ビジネス・インサイト」のリニューアル責任者も務めた。 その後,岡山商科大学・同大学院教授(経営学部長)などを経て2020年4月から現職。日本大学大学院,明治学院大学大学院,多摩大学大学院などのMBAでも社会人を教えた。 ジャーナリスト時代から大学教授を務める現在まで,日本国内と欧米,アジアを飛び回り,戦後の経済成長を支えた企業の著名経営者から現在活躍中の起業家,エグゼクティブまで多くの大家と対話してきた。 その中には,一時,マスコミでも大変注目されたものの,その後一転し,経営破綻を招いた経営者にも複数出会った。「優秀」,「賢い」,「日本一」と言われた経営者が奈落の底に落ちていく光景を目の当たりにし,かくも不完全で非合理的な人とは,人生とは,企業とは,国家とは,世界とは,文化とは,そして世間の評価とは何かを洞察するようになった。 その結果,合理性だけでは説明できない経営の現象を,サイエンスに人文的教養も加え,複眼的視座から熟考するに至った。そこで,長い間かけて培ってきたビジネス系ジャーナリストの職能と大学や下記の所属学会(界)で得たアカデミズムの知見を結合し,事例研究のイノベーションを追求し続けている。現在も,活字マスコミを中心に発信を続けているのは,ビジネスジャーナリズムと経営学の融合を図るための実践的活動であると考えているからだ。 経営者論を中心に据え,経営戦略論,経営管理論,マーケティング論,人的資源管理など幅広く教えてきた経験を活かし,総合的に経営,ビジネス現象を見つめる。産業別では,天国と地獄を見た電機産業とその経営者に詳しい。 所属学会は次のとおり。 組織学会,日本経営学会,企業家研究フォーラム,ファミリービジネス学会,経営史学会,日本ベンチャー学会,日本マーケティング学会,経営行動科学学会。
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碩学叢書/ビジネス・ケース・ライティングの方法論的研究―ジャーナリズムと経営学のフロンティア

長田 貴仁著

定価: 3,960 (税込)

発行日:2022-03-23
A5判 / 200頁
ISBN:978-4-502-42281-2