利用者と提供者の視点で学ぶ保険の教科書

植村 信保

定価(紙 版):2,970円(税込)

発行日:2021/04/08
A5判 / 232頁
ISBN:978-4-502-38271-0

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本の紹介
保険の初学者や同業界の関係者が、保険のしくみと業界の全体像を学ぶための書籍。利用者の視点と保険会社などの提供者の視点、両面から実務と理論の橋渡しを意識して解説。

目次

第Ⅰ部 需要者から見た保険
第1章 リスクと保険
第2章 保険のしくみ
第3章 保険の歴史
第4章 損害保険
第5章 ヒトに関する保険と企業向けの保険
第6章 保険と関わりが深い諸制度
第7章 保険契約者の保護

第Ⅱ部 供給者から見た保険
第8章 保険産業の担い手
第9章 保険リスクの引き受け
第10章 保険会社の収益・リスク構造
第11章 保険の流通市場
第12章 保険産業に対する規制
第13章 保険会社の経営破綻
第14章 経営破綻を防ぐには
第15章 技術革新と保険産業の未来

著者紹介

植村 信保(うえむら のぶやす)
[プロフィール]
福岡大学商学部教授,キャピタスコンサルティング・マネージングディレクター(非常勤)
安田火災海上保険(現損害保険ジャパン),格付投資情報センター,金融庁(任期付職員)を経て,2020年から福岡大学で「保険論」「リスクマネジメント論」を担当。専門は保険会社のリスク管理,健全性規制など。
2008年に博士号を取得(早稲田大学・学術)。
日本証券アナリスト協会検定会員,日本アクチュアリー会・ERM委員会アドバイザー。

[主な著作]
「生保の未来」(日本経済新聞社,1999年),「経営なき破綻 平成生保危機の真実」(日本経済新聞出版社,2008年),「経済価値ベースの保険ERMの本質」(共著,金融財政事情研究会,2017年),「基礎から理解するERM―高度化するグローバル規制とリスク管理」(共著,中央経済社,2020年)など。その他執筆・講演多数。