2030年の人事管理

林 明文 編著
古川 拓馬
坂下 幸紀
小野寺 真人
南城 三四郎
田頭 悠
関根 愛

定価(紙 版):2,530円(税込)

発行日:2021/05/13
A5判 / 228頁
ISBN:978-4-502-38371-7

送料について
本の紹介
人口減少・少子高齢化やテクノロジーの進化など、今後ますます進行する大きな環境変化を読み解くとともに、新たな人事管理を構築するために必要な対応をテーマ別に解説。

目次



2030年の人事管理

目次

第1部 2030年に向けて起こる5つの変化
プロローグ 大転換が求められる企業人事
 第1 章 日本はアジアの小国へ―変化①
  1 世界経済の中心は欧米からアジアへシフト
  2 現在の日本はすでに経済大国ではなくなっている
  3 日本経済停滞の要因は人口減少と生産性の低さ
  4 世界的に見て低すぎる日本の労働生産性
  5 今後日本経済が発展していくためには
 第 2 章 人口減少・少子高齢化の衝撃 ―変化②
  1 加速する人口減少
  2 少子高齢化が進む日本
  3 人口減少と少子高齢化が進むとどうなるか
  4 人口減少・少子高齢化が企業にもたらす影響
 第 3 章 今後の日本企業の戦略 ―変化③
  1 国内競争激化に伴う経営課題
  2 日本企業のグローバル化
  3 グローバル人材とは
  4 ダイバーシティの重要性
 第 4 章 テクノロジーの進化と仕事 ―変化④
  1 2030年のテクノロジー
  2 雇用への影響が予想されるAI・RPA
  3 データとデジタル技術が我々の仕事に与える影響・変化
 第 5 章 働き方、ライフスタイル ―変化⑤
  1 労働者の多様化―外形的変化
  2 労働者の多様化―内面的変化
  3 社会の成熟化
  4 働き方、生活の変化に伴う人事上の問題点

第2部 人事はこう変わる
 第 6 章 2030年の人事管理
  1 2030年に向けた課題
  2 人事管理の改定、強化のポイント
 第 7 章 雇用構造の変化
  1 これまでの日本における雇用構造の問題は、正社員と
    非正社員の二元論中心
  2 労働市場の変化と雇用構造の多様化
  3 正社員という概念自体が今後はなくなっていく
  4 正社員に代わる新しい雇用のあり方
 第 8 章 新しい職種、なくなる職種
  1 10年前の仕事と今の仕事の変化
  2 AI・ロボット化の進展による必要なスキルの変化
  3 求められる能力と人材管理の変化
 第 9 章 報 酬
  1 年功的報酬の消滅
  2 職種別報酬の徹底
  3 労働生産性向上に伴う報酬水準の向上
 第10章 根本的に変わる評価
  1 評価はまだ課題が多く、その役割を果たせていない
  2 10年後、評価は根本的に変わる
  3 評価の正確性、信頼性を高める
  4 評価は業績向上に貢献する
 第11章 激変する教育研修
  1 教育は生産性向上に寄与していない
  2 すでに発展を遂げている教育環境
  3 経営人材やグローバル人材の育成の本格化
  4 1人ひとりに合わせた教育が進む
 第12章 継続施策となる人員削減
  1 雇用流動化の必要性
  2 変わる企業の雇用責任
  3 流動化の具体的施策イメージ
  4 流動化施策の運用イメージ
 第13章 10年後の働き方
  1 場所や時間に縛られない働き方
  2 情報セキュリティの重要性が増大
  3 10年後、仕事はこうなる
 第14章 健康経営とは
  1 健康経営の重要性
  2 健康経営のメリット
  3 健康経営銘柄
 第15 章 人事の運用
  1 経営と整合しない人事運用の実態
  2 ポートフォリオとパフォーマンスの管理
  3 より経営や事業推進に寄与する人事に変革する
参考文献




著者プロフィール
〈編著者〉
林 明文

著者紹介

林 明文(はやし あきふみ)
[プロフィール]
株式会社トランストラクチャ 顧問
明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科客員教授
脊山学院大学経済学部卒業。デロイトトーマツコンサルティング合同会社に入社し,人事コンサル
ティング部門シニアマネージャーとして数多くの組織,人事,リストラクチャリングのコンサルティ
ングに従事。その後,大手再就職支援会社の設立に参画し代表取締役社長を経てトランストラクチャ
を設立,代表取締役を経て現職。数多くの講演,執箪活動を行っている。

[主な著作]
『人事の定量分析』(中央経済社,2012年)

古川 拓馬(ふるかわ たくま)

坂下 幸紀(さかした ゆきのり)

小野寺 真人(おのでら まこと)

南城 三四郎(なんじょう さんしろう)

田頭 悠(たがしら ゆう)

関根 愛(せきね あい)

担当編集者コメント
“大転換が求められる企業人事”
●過去30年と比較すると、今後の環境変化は企業経営にとって激変ともいえる大きな変化となります。
さらなる成長、生き残りのために、経営方針・計画が大きく変わることになります。
●経営方針・計画の大きな変化により企業の人事管理も大きく変化を強いられますが、これに加えてテクノロジー進化、人口減少、ライフスタイルの変化が進行するに従い、より大きな改革が必要となります。
●現在の人事管理と2030年の人事管理を比較すると、連続的に進化したものとは異なるレベルに発達していることが求められます。企業経営もそうですが、人事管理はかつてない大転換が必須といえます。
●過去の人事管理の常識を捨て、変化を的確に予想し、新たなスタイルを早急に構築できる企業はさらなる成長が望めるでしょう。
●本書は、これからの変化と変化に対応した人事管理について、図やデータをまじえてわかりやすく解説しています。

<目 次>

第1部 2030年に向けて起こる5つの変化
プロローグ 大転換が求められる企業人事
第1章 日本はアジアの小国へ―変化①
第2章 人口減少・少子高齢化の衝撃―変化②
第3章 今後の日本企業の戦略―変化③
第4章 テクノロジーの進化と仕事―変化④
第5章 働き方、ライフスタイル―変化⑤

第2部 人事はこう変わる
第6章 2030年の人事管理
第7章 雇用構造の変化
第8章 新しい職種、なくなる職種
第9章 報 酬
第10章 根本的に変わる評価
第11章 激変する教育研修
第12章 継続施策となる人員削減
第13章 10年後の働き方
第14章 健康経営とは
第15章 人事の運用