- 本の紹介
- 従業員が、自ら考え、自ら行動できるようにしていく支援型のリーダーシップをエンパワリング・リーダーシップという。本書は、その効果を日本企業から得られたデータで解明。
目次
エンパワリング・リーダーシップ
目次
はしがき
序章 本書の問題意識と背景
Ⅰ 本書のリサーチ・クエスチョン
Ⅱ エンパワリング・リーダーシップを研究する理由
Ⅲ 本書の構成
第1章 エンパワリング・リーダーシップというコンセプト
Ⅰ エンパワリング・リーダーシップの捉え方
Ⅱ エンパワリング・リーダーシップの定義のポイント
Ⅲ エンパワリング・リーダーシップと他のリーダーシップの相違
Ⅳ まとめ
第2章 エンパワリング・リーダーシップの研究の概観
Ⅰ エンパワリング・リーダーシップ研究の現状と特徴
Ⅱ 規範的なエンパワリング・リーダーシップ研究の概要
Ⅲ 理論的・実証的なエンパワリング・リーダーシップ研究の概要
Ⅳ まとめ
第3章 エンパワリング・リーダーシップの成果の検討
Ⅰ エンパワリング・リーダーシップの成果
Ⅱ エンパワリング・リーダーシップがもたらす具体的効果
Ⅲ エンパワリング・リーダーシップと従業員の創造性・革新性
との関連
Ⅳ エンパワリング・リーダーシップと従業員の態度・心理との関連
Ⅴ エンパワリング・リーダーシップと業績との関連
Ⅵ まとめ
第4章 エンパワリング・リーダーシップの成果に至る
プロセスの検討
Ⅰ モデルのプロセスに関係する変数について
Ⅱ エンパワリング・リーダーシップ研究のグループ化
Ⅲ 創造性・革新性を最終的な成果として位置づける研究の
サーベイ
Ⅳ 従業員の態度を最終的な成果として位置づける研究の
サーベイ
Ⅴ 従業員の創造性・革新性と態度の両方を最終的な成果として
位置づける研究のサーベイ
Ⅵ まとめ
第5章 個別の研究に見るエンパワリング・リーダーシップの
成果と成果に至るプロセス
Ⅰ 本章の文献サーベイの視点
Ⅱ エンパワリング・リーダーシップと諸成果との関係性の検討:
Srivastava,Bartol&Locke研究とZhang&Bartol研究のサーベイ
Ⅲ 指示的リーダーシップとエンパワリング・リーダーシップの
効果比較:Lorinkova,Pearsall&Sims研究とMartin,Liao&
Campbell研究のサーベイ
Ⅳ エンパワリング・リーダーシップ研究の問題点:
Sharma&Kirkman研究のサーベイ
Ⅴ まとめ
第6章 日本企業のエンパワリング・リーダーシップの現状
Ⅰ 現状把握の情報源
Ⅱ 日本企業のエンパワリング・リーダーシップの現状:
研修に参加しているマネジャーとのやり取りから
Ⅲ 日本企業のエンパワリング・リーダーシップの現状:
講演後のマネジャーとの質疑対応から
Ⅳ 日本企業のエンパワリング・リーダーシップの現状:
日本の上場製造企業を対象にした調査結果から
Ⅴ まとめ
第7章 日本企業のエンパワリング・リーダーシップの
分析枠組み
Ⅰ エンパワリング・リーダーシップの理論サーベイの結果
Ⅱ エンパワリング・リーダーシップの現場サーベイの結果
Ⅲ エンパワリング・リーダーシップの分析枠組み
Ⅳ エンパワリング・リーダーシップの分析枠組みとその背景
Ⅴ 仮説の導出
Ⅵ まとめ
第8章 調査の方法
Ⅰ 調査方法
Ⅱ 質問項目
Ⅲ 結果
Ⅳ まとめ
第9章 調査の結果
Ⅰ 基本仮説の確認
Ⅱ 記述統計量の確認
Ⅲ 共分散構造分析の結果
Ⅳ エンパワリング・リーダーシップの先行要因の分析結果
Ⅴ 心理的エンパワーメントの媒介効果分析の結果
Ⅵ 仮説検証の結果
Ⅶ まとめ
第10章 結論と課題
Ⅰ 要約
Ⅱ 結論
Ⅲ 学問的意義と実践的意義
Ⅳ 課題
著者プロフィール
〈著者〉
青木 幹喜(あおき みきよし)