- 本の紹介
- 基礎知識、教材の選定方法や具体的な授業方法、ケースライティングの方法まで網羅した教科書。ケース教材を使った授業等をしてみたい、ケース教材を書いてみたい方に最適。(発行=碩学舎)
目次
はじめに
序 章 ケースメソッドの「旅」
1 本書の目的
2 本書の構成
3 読者へのメッセージ
第1章 ケースメソッドの基礎知識
1 ケースメソッド教育の歴史
2 学びの特徴
3 4つの基本原則と3つの徳(勇気・礼節・寛容)
4 「ケースを学ぶ」のではなく「ケースで学ぶ」
5 ケースメソッドから学ぶこと
6 ケース教材の種類
7 ケース教材と事例研究の違い
第2章 授業・研修環境の把握
1 ケースメソッド授業・研修のプロセス
2 教育目的の設定
3 学習者の理解
4 学習者情報の入手方法
5 前提条件の把握
第3章 ケース教材の選定
1 ケース教材の入手方法
2 ケース教材の選定
3 お勧めケース教材
4 持ちネタの増やし方
第4章 授業・研修の計画
1 授業・研修の設計ステップ
2 授業・研修の設計の実際
3 リハーサル
第5章 授業・研修の実行
1 直前の準備
2 導 入
3 グループ学習
4 休 憩
5 クラス学習
6 ラップアップ
7 授業・研修後
第6章 授業・研修の振り返り
1 評価のための情報
2 振り返りの実践
3 問題の分析と改善策の立案
4 改善策の記録
第7章 オンライン型、ハイブリッド型での実践
1 対面型、オンライン型、ハイブリッド型の相違点
2 オンライン型での授業・研修運営
3 ハイブリッド型での授業・研修運営
第8章 ケースライティングの歩み
1 ケースライティングの前提
2 実在する事例・現象を取り上げる
3 実在する事例・現象に関する情報を収集する
4 実在する事例・現象を取り上げたケースライティング
5 実在する事例・現象を取り上げたケース教材の公開・手続きプロセス
6 学習目的を埋め込んだ独自の事例・現象を作り上げる
7 ケースライターが自作のケース教材を利用する
第9章 水野・黒岩の経験談(対談)
:ケースメソッドの可能性
1 ケースメソッドとの出会いとこれまでの軌跡
2 ケースメソッドでできること
3 ケースメソッドで工夫していること
4 ケースメソッドで苦労したこと(ケースメソッド教育が理解されない局面)
5 うまくいった授業・研修のエピソード
6 うまくいかなかった授業・研修のエピソード
7 ケースメソッド授業のファシリテーションがうまくなるために取り組んでいること
8 水野・黒岩のトライアル
終 章 手間はかかるが、実りも大きい授業法
1 本書の全体像と押さえておくべきポイント
2 一筋縄ではいかない教授法
3 おわりに:筆者からの「贈る言葉」
あとがき