- 本の紹介
- 現代会計の最高の研究成果を集大成したシリーズ第11巻。事業活動の経済的・社会的価値を評価し、意思決定を支援する多様な管理会計手法を詳説して新しい論点を究明。
- 担当編集者コメント
- 研究者だけでなく、実務家にも読んでいただきたい一冊です。
- 著者から
- 本書は、伝統的な業積管理・意思決定の管理会計の枠組みから、戦略管理会計という新たな視角を意識して、そのなかで管理会計の論点を述べたものである。そして、我々のある意味では、試行の産物でもあることをここに陳述したことになる。
しかし、経営者から見ても、管理会計は戦略課題の解決に資するべきツールであると言えるだろう。リスクとリターンを具体的にかつオペレーショナルなものとして測定してその尺度で事業・プロジェクトや製品・サービスを評価し、意思決定に信頼できる情報を提供する唯一の公式的システムを我々は研究対象にしている。
この書が多くの方々に戦略管理会計とは何か、あるいは、戦略管理会計は何をその意義とするか、課題は提示していると思っている。