「AI監査」の基本と技術―データサイエンティストの活躍
- 本の紹介
- 財務諸表監査で使えるデータサイエンスの知見を説明した書籍。大規模言語モデルなどの話題のAI技術を応用した監査のあり方などに言及。随所に滋賀大学執筆陣の講義も掲載。
目次
第1部 監査の変革に向けられたロードマップ
1 “Today”~現時点で実施されている監査
2 “Tomorrow”~すでに実現しつつある未来の監査
3 “Beyond”~中長期を展望した新しい監査像
第2部 AIを利用した財務諸表監査
1 監査と監査証拠の基礎,監査プロセス
1.1 監査とは?
1.2 監査の目的
1.3 監査の機能
1.4 職業的懐疑心
1.5 監査リスク,発見リスク
1.6 監査基準の役割,適用範囲
1.7 監査プロセス
2 監査手続・監査技術へのAIの適用
2.1 確認~現預金の監査手続・監査技術
2.2 棚卸立会~棚卸資産の監査手続・監査技術
2.3 証憑突合~売上の監査手続・監査技術
2.4 分析的手続~適用範囲の広い監査手続・監査技術
3 監査計画へのAIの適用
3.1 監査計画の立案
3.2 内部統制評価,リスク評価
4 監査における新たなテクノロジーの利用
4.1 不正会計検出
4.2 異常仕訳検知
4.3 開示分析
5 完了手続へのAI適用
6 まとめにかえて~「新しい監査・会計実務者像」とは