「AI監査」の基本と技術―データサイエンティストの活躍

滋賀大学
PwC Japan有限責任監査法人

定価(紙 版):2,860円(税込)

発行日:2024/01/23
A5判 / 200頁
ISBN:978-4-502-44711-2

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本の紹介
財務諸表監査で使えるデータサイエンスの知見を説明した書籍。大規模言語モデルなどの話題のAI技術を応用した監査のあり方などに言及。随所に滋賀大学執筆陣の講義も掲載。

目次

第1部 監査の変革に向けられたロードマップ
1 “Today”~現時点で実施されている監査
2 “Tomorrow”~すでに実現しつつある未来の監査
3 “Beyond”~中長期を展望した新しい監査像

第2部 AIを利用した財務諸表監査
1 監査と監査証拠の基礎,監査プロセス
 1.1 監査とは?
 1.2 監査の目的
 1.3 監査の機能
 1.4 職業的懐疑心
 1.5 監査リスク,発見リスク
 1.6 監査基準の役割,適用範囲
 1.7 監査プロセス
2 監査手続・監査技術へのAIの適用
 2.1 確認~現預金の監査手続・監査技術
 2.2 棚卸立会~棚卸資産の監査手続・監査技術
 2.3 証憑突合~売上の監査手続・監査技術
 2.4 分析的手続~適用範囲の広い監査手続・監査技術
3 監査計画へのAIの適用
 3.1 監査計画の立案
 3.2 内部統制評価,リスク評価
4 監査における新たなテクノロジーの利用
 4.1 不正会計検出
 4.2 異常仕訳検知
 4.3 開示分析
5 完了手続へのAI適用
6 まとめにかえて~「新しい監査・会計実務者像」とは

著者紹介

滋賀大学(しがだいがく)

PwC Japan有限責任監査法人(ぴーだぶりゅーしー じゃぱんゆうげんせきにんかんさほうじん)
[プロフィール]
PwC Japan有限責任監査法人は,日本で監査およびアシュアランスサービスを提供する,PwCグローバルネットワークのメンバーファームです。世界で長年にわたる監査実績を持つPwCネットワークの監査手法と最新技術により世界水準の高品質な監査業務を提供するとともに,その知見を活用した会計,内部統制,ガバナンス,サイバーセキュリティ,規制対応,デジタル化対応,株式公開など幅広い分野に関する助言(ブローダー・アシュアランス・サービス)を通じて社会の重要な課題解決を支援しています。PwCビジネスアシュアランス合同会社,PwCサステナビリティ合同会社,PwC総合研究所合同会社とともに,信頼されるプロフェッショナルとして,日本の未来にあらたな信頼をもたらすことを,Assurance Vision2030として掲げています。