- 本の紹介
- 汎用性の高い共通言語や評価基準・指標を用いて、最小限の準備と労力で人的資本経営を実現。そのためのプロセス、体制整備、手法、参考事例のすべてを示した画期的な1冊。
目次
はじめに・I
序 章 本書のねらい
―人的資本経営の手引きとして
新しい経営の在り方
人的資本経営の現在地(2022年時点)
欧米と日本のギャップ
本書のスコープと対象読者像
各章の概要
人材版伊藤レポートとの関連性
第1章 人的資本の認識
近江商人と人的資本経営
「八方よし」の人的資本経営
6つの資本
人的資本の7つの特性と指標
人的資本と事業ライフサイクル
人的資本の投資対効果
人的資本から社会・関係資本等,知的資本への拡張
小 括
コラム1 虫の目・鳥の目・機械の目
第2章 人的資本経営の実践プロセス
実践プロセスの概要(⑴・⑵)
6つの比較軸
実践プロセスの概要(⑶~⑹)
人的資本コンソーシアム加入企業の開示状況
小 括
コラム2 データ分析の高度化と,インパクトの大きさは異なる
コラム3 美しいデータ可視化の心得
コラム4 M&Aにおける人的資本デューデリとの関係
コラム5 ウェルビーイング「独自評価指標」の例
第3章 プロセスを好循環させるためのインフラ・体制整備
技術的課題
組織的課題
小 括
コラム6 人事領域における AI の功罪
第4章 効果的な実践ステップ
Small Start, Quick Win のすすめ
Small Start, Quick Winのエッセンス
事例:Small Start から Quick Win,そしてBig Win へ
組織課題ごとのアプローチ
[1.要員計画]
[2.採 用]
[3.人材育成]
[4.離 職]
[5.多様性・公平性]
日本企業特有の慣習への示唆および課題への対処法
人的資本経営の実践が従業員のウェルビーイングに資する理由とメカニズム
Small Start, Quick Win のケーススタディ
[1.デジタルホールディングスグループ]
[2.パナソニック]
[3.MIXI]
[4.atama plus]
小 括
コラム7 人事領域におけるナッジの理論と実践
コラム8 リモートワークマネジメントのKPI
コラム9 ONA(組織のネットワーク分析)を活用した社内の関係性資本の評価・構築
第5章 人的資本立国に向けた提言
人的資本経営を支える市場とテクノロジーの変遷
人事の隣接領域では,すでに川中の市場は形成され始めている
HRテック市場の展望:
⑴人事領域における川中・川下の発達
HRテック市場の展望:
⑵B2B領域の垣根の越境
人的資本立国で生まれ変わる経済と社会
人的資本経営が生む人事部の変化
進化のために必要な文化醸成とエコシステム