- 本の紹介
- 世界経済の約半分を占める日本・アメリカ・中国の3ヵ国に焦点を当て、これら3ヵ国の競争的成長と経済モデルが世界経済に与えた影響について、その歴史的背景から読み解く。
目次
第1編 日本現代経済史
第1 章 1960-1975年の日本経済
1 高度成長期
2 高度成長の要因
3 高度成長の問題点
4 高度成長の終焉
第2 章 1975-1984年の日本経済
1 1970年代後半からの日本経済
2 第一次石油ショック後の日本
3 スタグフレーションからの脱出
4 国債の大量発行の問題
5 間接税導入の試み
6 行政改革
7 1980年代前半の外需依存
第3 章 1985-1991年の日本経済
1 プラザ合意と円高不況
2 バブル経済
3 バブルと呼ばれる理由
4 バブル経済の崩壊
第4 章 1991-2000年(バブル崩壊後)の日本経済
1 日本版ビッグバン
2 第1 期 銀行破綻の容認(1996-1997年)
3 第2 期 銀行の国有化(1998年)
4 第3 期( 1 ) 貸し渋りと信用収縮(1998年12 月以降)
5 第3 期( 2 ) 銀行の統合・合併
6 ゼロ金利政策
7 ゼロ金利政策の解除と再実施
8 バブル崩壊直後のわが国の実物経済環境
9 1990年代後半の実物経済
第5 章 小泉改革
1 小泉内閣の登場
2 コンセプト
3 「中央」から「地方」へ
4 不良債権処理 金融再生プログラム
5 郵政改革
第6 章 民主党政権
1 はじめに
2 民主党政権に対する問題点の指摘
3 民主党政権の成果
4 総 括
第7 章 アベノミクス
1 はじめに
2 3 本の矢
3 アベノミクスの成果
4 アベノミクスの問題点
5 総 括
第2編 アメリカ現代経済史
第8 章 1980年代半ばのアメリカ
1 レーガン大統領の方針
2 減 税
3 金融政策
4 一時的なレーガノミクスの逸脱
5 成 果
6 1985年以降
7 総 括
第9 章 1990年代のアメリカ
1 H.W. ブッシュ政権
2 クリントン政権の評価
3 1990年代の好調要因
4 市場経済への強い姿勢
5 当時アメリカは後追い経済だった
第10章 G.W. ブッシュ政権(2001-2009年)
1 減税ラッシュ
2 TPP
3 軍事予算
4 産業政策
5 リーマン・ショック
第11 章 オバマ政権(2009-2017年)
1 失業率
2 オバマ政権の基本的理念
3 復興法等
4 金融対策
5 減 税
6 オバマケア
7 オバマケアの欠点
第12 章 トランプ政権(2017-2021年)
1 経済政策の概括
2 アメリカ・ファーストの政策
3 否定的意見の多いアクション
第13 章 トランプ大統領からバイデン大統領へ
1 オバマケアの復帰
2 バイデン大統領の環境政策
3 TPPのその後
4 総 括
第3編 中国現代経済史
第14 章 計画経済から開放経済へ
1 建国から計画経済期へ(1949-1978年)
2 鄧小平の改革開放(1978-1992年)
第15 章 社会主義市場経済
1 社会主義市場経済の始まり(1992-2009年)
2 製造強国への途(2010-2022 年)