新版 会計学入門〈第8版〉―会計・監査の基礎を学ぶ
- 本の紹介
- 会計学の全体像を日立とパナソニックの実例をもとに解説するロングセラーの入門書。第8版では、最新の財務諸表に差し替えるとともに制度改正をフォローしてさらに充実。
目次
第1章 会社の実態とは?―K君の疑問
第2章 複式簿記とは?
第3章 損益計算書とは?
第4章 貸借対照表とは?
第5章 キャッシュ・フロー計算書とは?
第6章 一般に公正妥当と認められる企業会計の基準とは?
第7章 原価の計算とは?
第8章 公認会計士監査とは?
第9章 K君と教授との対話
- 担当編集者コメント
- 会計学全般(簿記、財務会計、原価計算、監査)を解説した定番書籍の最新版。
各分野を単純に解説するのではなく、冒頭に日立・パナソニックの決算書をもとに、それを読み込んでいくかたちに工夫されていますので、会計の意義をよりリアルに実感できると思います。
また、近年大学の会計学入門といった導入科目では、以前のような全体を広く薄く講義するかたちから、「決算書を読む」をコンセプトにした講義が増えていますが、本書は約30年前に出版されており、その先駆けともいえる内容です。
さらに財務会計の内容は、他の薄めのテキストより詳しく解説されており、財務会計のテキストとしてもよいですね。
監査の章は、千代田先生のご専門だけに、熱い想いが感じられます。
もう1点、本書の特徴として資料「日経経済図書文化賞」「日本会計研究学会太田・黒澤賞」「日本会計学会賞」の一覧表があります。
これにより、会計研究の大きな流れが読み取れますね。
長年読み継がれているロングセラーテキスト、大学生やビジネスパーソンの皆様、ぜひぜひご活用ください!