- 本の紹介
- 知財ガバナンス研究会の専門家・実務家約60名の知見を結集。サステナビリティ経営に不可欠な知財・無形資産の活用、ガバナンス体制構築、情報開示や投資家との対話の実践を学ぶ。
目次
序章 知財で日本を元気に
第1章 サステナビリティ経営を実現する知財・無形資産ガバナンス
1.1 知財・無形資産ガバナンスガイドラインに至る経緯とその概要
1.2 財務指標についての解説と知財・無形資産との関係
1.3 企業の知財・無形資産ガバナンスに対する投資家の期待
1.4 経営における知的財産を活用した戦略構築の重要性
第2章 知財・無形資産ガバナンス実践に向けた社内体制の構築
2.1 上場会社の機関設計とその取締役,執行役員等の果たす役割
2.2 取締役会における知財・無形資産ガバナンスの審議と監督の進め方
2.3 知財ガバナンス体制構築のあり方と進め方
2.4 知財・無形資産ガバナンス体制の考え方と新たな取組事例
第3章 知財・無形資産の投資・活用戦略の実践方法
3.1 企業における知財・無形資産の投資・活用戦略の考え方と実践例
3.2 価値創造プロセスでの「企図する因果パス」の活用
3.3 KDDIにおける知財・無形資産の投資・活用戦略の実践方法
3.4 ナブテスコにおける知財・無形資産の投資・活用戦略の実践方法
3.5 モンサントにおける知財・無形資産の投資・活用戦略の実践方法
3.6 IBMにおける知財・無形資産の投資・活用戦略の実践方法
第4章 企業における知財・無形資産ガバナンスの情報開示の考え方と投資家の評価視点
4.1 知財・無形資産ガバナンスガイドラインに基づく情報開示のあり方
4.2 知財・無形資産ガバナンスの情報開示についての知財ガバナンス研究会分析結果
4.3 知財・無形資産ガバナンスの情報開示の事例紹介
4.4 知財・無形資産ガバナンスの情報開示における指標(KPI)活用上の留意事項
4.5 投資家による企業の知財・無形資産ガバナンスに対する実効性評価と対話の考え方
第5章 投資家の開示情報に対する評価・投資判断と企業との対話・エンゲージメント
5.1 非財務要素に着目した投資の拡大
5.2 非財務要素としての「知財・無形資産」
5.3 知的財産に関する対話・エンゲージメントの重要性
5.4 知的財産戦略の評価指標(KPI,ビジネスモデル)
5.5 議決権行使の考え方
第6章 知財・無形資産のスコープの概要とその投資・活用戦略
6.1 知財・無形資産ミックス戦略の重要性
6.2 技術
6.3 ノウハウ
6.4 ブランド
6.5 デザイン
6.6 コンテンツ
6.7 ソフトウェア(コンピュータプログラム)
6.8 データ
6.9 顧客ネットワーク
6.10 サプライチェーンとバリューチェーン
6.11 信頼・レピュテーション