相談者を裏切らない機能する社内相談窓口のつくり方

山本 喜一

定価(紙 版):2,420円(税込)

発行日:2024/07/17
A5判 / 152頁
ISBN:978-4-502-50771-7

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本の紹介
従業員のモチベーション低下、メンタル不調を防ぐ!機能する社内相談窓口(ハラスメント、公益通報、内部通報)をつくる上で必須の知識を授ける本。相談窓口担当者必携の書。

目次

第1章 社内相談窓口の基本知識
01 “相談” という言葉の曖昧さ
02 相談窓口という立場の難しさ
03 “真実” は人それぞれ
04 相談窓口の種類による役割の違い
05  公益通報者保護法の枠組みでハラスメント相談を受ける難しさ
06 相談窓口と通報窓口
07 匿名の相談への対応
08 相談窓口を利用可能な者

第2章 内部相談窓口と外部相談窓口
01 内部、外部相談窓口のメリット・デメリット
02 相談窓口担当者の人選
03 ハラスメント相談窓口の周知の仕方
04 相談を受け付ける方法
05 相談カードをつくる
06 公益通報窓口の周知の仕方
07 研修

第3章 相談者との接し方
01 相談対応の準備
02 実際の相談―冒頭
03 実際の相談―確認事項
04 実際の相談(ヒアリング)で気を付けること
05 相談の終了

第4章 事実確認
01 外部専門家の活用
02 望ましいヒアリングの順番
03 行為者聞き取り票
04 行為者への事実確認(行為者ヒアリング)―冒頭
05 事実確認(行為者ヒアリング)の確認事項
06 事実確認(行為者ヒアリング)の終了
07 第三者聞き取り票
08 事実確認(第三者ヒアリング)―冒頭
09 事実確認(第三者ヒアリング)の確認事項
10 事実確認(第三者ヒアリング)の終了

第5章 相談後の対応(事実認定、懲戒処分、改善活動・是正措置)
01 事実認定
02 懲戒処分
03 改善活動・是正措置

著者紹介

山本 喜一(やまもと きいち)
[プロフィール]
社会保険労務士法人日本人事代表
特定社会保険労務士、公認心理師、精神保健福祉士
大学院修了後、技術部門、法務部門、労働組合役員等を経て独立、社外取締役として上場も経験
上場支援、労務デューデリジェンス、多様性、メンタルヘルス不調者、ハラスメント、問題社員対応などを得意とする

[主な著作]
『企業のうつ病対策ハンドブック』(共著、信山社、2011年)
『労務管理の原則と例外』(共著、新日本法規、2019年)
『IPOの労務監査 標準手順書』(共著、日本法令、2022年)等多数