

デザイン科学入門
ポール・ヨハネソン 著
エリック・ペリヨンス 著
飯島 淳一 訳
八木澤 優記 訳
発行日:2025/07/11
A5判 / 260頁
ISBN:978-4-502-54211-4
- 本の紹介
- デザイン科学についての待望の体系的入門書。確立されたデザイン科学の手法を解説するとともに、プレゼンテーションや倫理原則、視覚化のための手段もカバー。問題と解答付。
目次
第1章 序論
1.1 人々,実践,そして問題
1.2 実践における問題の解としての人工物
1.3 人工物の文脈と解剖学
1.4 使用計画
1.5 デザイン科学─人工物の研究
1.6 デザインとデザイン科学
1.7 医学とデザイン科学
1.8 デザイン科学の貢献の種類
1.9 技術的人工物と社会- 技術システム
1.10 人工物の記述方法
1.11 章のまとめ
1.12 復習問題
1.13 厳選された復習問題の答え
1.14 さらに読み進めるために
第2章 知識タイプと知識フォーム
2.1 知識タイプ
2.2 知識フォーム
2.3 人工物の分類
2.4 理論のタイプ
2.5 デザイン原理とデザイン理論
2.6 章のまとめ
2.7 復習問題
2.8 厳選された復習問題の答え
2.9 さらに読み進めるために
第3章 研究戦略と研究手法
3.1 研究戦略
3.2 データ収集法
3.3 データ分析
3.4 研究戦略と研究手法の関係
3.5 章のまとめ
3.6 復習問題
3.7 厳選された復習問題の答え
3.8 さらに読み進めるために
第4章 デザイン科学研究のためのメソッド・フレームワーク
4.1 デザイン科学研究における活動
4.2 デザイン科学における研究戦略と研究手法
4.3 知識ベースへの関連づけ
4.4 デザイン科学研究の焦点
4.5 メソッド・フレームワークの可視化
4.6 デザイン科学キャンバス
4.7 アクションリサーチとデザイン科学
4.8 科学的方法とデザイン科学研究のためのメソッド・フレームワーク
4.9 研究課題と研究目標の書き方
4.10 章のまとめ
4.11 復習問題
4.12 厳選された復習問題の答え
4.13 さらに読み進めるために
第5章 問題を説明する
5.1 「問題を説明する」のサブアクティビティ
5.2 「問題を説明する」におけるリソース
5.3 「問題を説明する」における研究戦略と研究手法
5.4 「問題を説明する」におけるガイドライン
5.5 章のまとめ
5.6 復習問題
5.7 厳選された復習問題の答え
5.8 さらに読み進めるために
第6章 要件を定義する
6.1 「要件を定義する」のサブアクティビティ
6.2 「要件を定義する」におけるリソース
6.3 「要件を定義する」における研究戦略と研究手法
6.4 「要件を定義する」におけるガイドライン
6.5 一般的な要件と人工物の特性
6.6 5Esフレームワーク
6.7 要件の書き方
6.8 章のまとめ
6.9 復習問題
6.10 厳選された復習問題の答え
6.11 さらに読み進めるために
第7章 人工物をデザイン(設計)し,開発する
7.1 「人工物をデザイン(設計)し,開発する」のサブアクティビティ
7.2 「人工物をデザイン(設計)し,開発する」における研究戦略と研究手法
7.3 「人工物をデザイン(設計)し,開発する」におけるガイドライン
7.4 代替的概念化と定義
7.5 章のまとめ
7.6 復習問題
7.7 厳選された復習問題の答え
7.8 さらに読み進めるために
第8章 人工物を実証する
8.1 「人工物を実証する」のサブアクティビティ
8.2 「人工物を実証する」におけるリソース
8.3 「人工物を実証する」における研究戦略と研究手法
8.4 「人工物を実証する」におけるガイドライン
8.5 章のまとめ
8.6 復習問題
8.7 厳選された復習問題の答え
第9章 人工物を評価する
9.1 人工物評価の目標
9.2 評価戦略のタイプ
9.3 「人工物を評価する」のサブアクティビティ
9.4 「人工物を評価する」におけるリソース
9.5 「人工物を評価する」における研究戦略と研究手法
9.6 「人工物を評価する」におけるガイドライン
9.7 章のまとめ
9.8 復習問題
9.9 厳選された復習問題の答え
9.10 さらに読み進めるために
第10章 人工物の知識を伝える
10.1 異なるコミュニティに伝える
10.2 IMRAD構造
10.3 デザイン科学論文の構造
10.4 章のまとめ
10.5 復習問題
10.6 厳選された復習問題の答え
10.7 さらに読み進めるために
第11章 システム開発とデザイン科学研究に対するメソッド・フレームワーク
11.1 仕事の時間的・論理的順序づけ
11.2 システム開発とデザイン科学研究の違い
11.3 デザイン(設計)と流用
11.4 章のまとめ
11.5 復習問題
11.6 厳選された復習問題の答え
11.7 さらに読み進めるために
第12章 研究パラダイム
12.1 実証主義
12.2 解釈主義
12.3 映画における実証主義と解釈主義
12.4 デザイン科学における実証主義と解釈主義
12.5 批判的実在論とデザイン科学
12.6 批判的理論とデザイン科学
12.7 デザイン科学であるものとそうでないもの
12.8 章のまとめ
12.9 復習問題
12.10 厳選された復習問題の答え
12.11 さらに読み進めるために
第13章 倫理とデザイン科学
13.1 研究倫理の原則
13.2 情報社会における倫理
13.3 デザイン科学研究の倫理原則
13.4 章のまとめ
13.5 復習問題
13.6 厳選された復習問題の答え
13.7 さらに読み進めるために
第14章 デジタル診察─ケーススタディ
14.1 問題を説明する
14.2 要件を定義する
14.3 デザイン(設計)し,開発する
14.4 人工物を評価する
14.5 デザイン科学キャンバスによる表現