

- 本の紹介
- 少子化、生成AIの実用化、教員の不足や働き方改革など、小手先では対応できない私学の課題を、企業のマネジメント手法を援用して新たな組織につくり替える道筋を提案する。
目次
第1章 学校組織の特性 ―その不思議なメカニズム―
第1節 咸宜園学園の全体像
第2節 学校組織
第3節 収支構造
第4節 人員構成と人件費構造
第5節 教員気質
第6節 ガバナンス
第2章 教員の就業管理 ―働き方改革の第一歩―
第1節 就業管理と変形労働時間制
第2節 労使協定と労働組合
第3節 残業管理
第4節 部活動
第3章 教員の賃金制度 ―年功序列型からの脱却―
第1節 年功序列型人事制度の弊害
第2節 賃金制度の再構築
第3節 賞与制度
第4節 同一労働同一賃金への対応
第5節 教員のキャリアパス
第4章 戦略的に動く組織 ―組織を動かす将来ビジョン―
第1節 私学の現状
第2節 中期計画の策定
第3節 中期計画と事業計画との連動
第4節 目標管理制度の導入
第5章 戦略を実行する組織 ―人事評価の正しい使い方―
第1節 マネジメントコントロールシステムの応用
第2節 人事評価制度設計の基本
第3節 私学での人事評価制度導入
第4節 人事評価制度の成功の秘訣
第6章 パフォーマンスを最大化する組織―心理的安全性の高い職場づくり―
第1節 心理的安全性の概念
第2節 日本とアメリカとの違い
第3節 私学における心理的安全性
第4節 ハラスメントとToxic Workers対策
第5節 心理的安全性を促進する仕掛け
第7章 生成AIをマネージする組織―AI教育変革への対応―
第1節 生成AI導入の環境整備
第2節 教員向けの生成AI活用法
第3節 生徒向けの生成AI活用法
第4節 「生成AIをマネージする」学校組織