- 本の紹介
- 日本の原子力政策・電気料金・会計の実務がどう展開しているかを明らかにした研究書。公共政策におけるofの知識とinの知識から、行政と会計専門家をつなぐ。
目次
序章 公共政策と会計専門知
1 公共政策におけるof の知識とin の知識
2 公共料金の設定
3 専門知の自律性
4 本書の構成
第Ⅰ部 会計によって解決できる問題
第1章 公益企業会計の役割
1 消費者の保護
2 消費者と投資家の利害裁定
3 in の知識の反映
4 経済学的料金理論の影響
第2章 電気事業会計の変節
1 総括原価方式の見直し
2 「過去分」の料金原価算入
3 inの知識からの乖離
4 会計学抜きの料金規制へ
第3章 電気事業会計規則の改正
1 2013年改正
2 2015年改正
3 2017年改正
4 消費者への影響
第4章 会計と消費者保護
1 託送料金訴訟
2 電力の部分自由化
3 日本における消費者保護
4 専門知と消費者保護
第Ⅱ部 会計によっては解決できない問題
第5章 原発事故の会計
1 東京電力の財務情報
2 東京電力の事故対応費
3 臨時巨額損失の繰延
第6章 発電コストの計算
1 有価証券報告書上の発電コスト
2 発電コストの各社比較と電源比較
3 原子力負債の国際比較
4 会計保守主義の適用
第7章 原子力利用度と利益率
1 原発稼働率と利益
2 火力燃料費節約としての利益押し上げ効果
3 全社の設備利用率と利益率の関係
4 各社の原発依存度と利益率の関係
第8章 規制産業の会計
1 アメリカの会計基準
2 国際会計基準
3 日本の廃炉会計制度
終章 会計と倫理
1 「科学者が人間であること」
2 アグノトロジー(無知学)
3 「人間の条件」
4 原発会計の展望




