アンジャン・V・タコールは,ワシントン大学セントルイス校のオーリン・スクール・オブ・ビジネスで,ジョン・E・サイモン教授(ファイナンス),博士課程プログラムのディレクター,金融や会計研究のためのWFAセンターのディレクターを務めている。また,The European Corporate Governance Instituteの研究員,The Financial Theory Groupのフェローでもある。1996年から2005年までJournal of Financial Intermediationの編集長を務め,現在は編集委員を務めている。また,the Financial Intermediation Research Societyの元会長であり創設者でもある。同氏の研究は,経済学および金融学の一流学術誌に数多く発表されている。一流の金融学術誌トップ7に発表された論文に基づき,過去50年間で世界で4番目に多くの研究論文を発表した。2005年から2015年にかけて世界で最も論文を発表した5人のファイナンス研究者のうちの1人にも選ばれている。博士課程の学生への助言にも積極的に関与しており,優れた学術的キャリアを築いた学生を多数輩出している。博士号を取得した30人以上の学生の論文審査委員会の委員長を務めた。MBA,エグゼクティブMBA,博士課程において,数多くの教育賞を受賞している。多数の企業にコンサルティングを提供している。