- 本の紹介
- 本書は、相互に関連性の深い原価計算と管理会計の両分野を豊富な図解・例題を交えて1冊で学習することで、両分野の内容を網羅的かつ体系的に理解することができるテキスト。
- 担当編集者コメント
- 「原価計算」と「管理会計」。
学生の方はどうしても、科目を縦割りで考えてしまうので、両者を別モノと思いがちです。
しかし、両者は密接につながっており、2つの分野を1冊で学ぶことにより網羅的かつ体系的な理解ができます!
本書は、両科目の理論と実践をわかりやすく解説するテキストです。
まずは、目次をご紹介。
第Ⅰ編 原価・管理会計の基礎
第1章 原価計算の意義
第2章 管理会計の意義
第Ⅱ編 財務諸表の作成と原価・管理会計
第3章 原価の概念と分類
第4章 原価の費目別計算
第5章 原価の部門別計算
第6章 原価の製品別計算(1)―個別原価計算
第7章 原価の製品別計算(2)-総合原価計算
第Ⅲ編 経営管理と原価・管理会計
第8章 標準原価計算
第9章 損益分岐点分析
第10章 直接原価計算
第11章 予算管理
第12章 特殊原価調査と差額原価収益分析
第13章 設備投資の経済性計算
第Ⅳ編 現代における原価・管理会計の展開
第14章 ABCとABM
第15章 原価企画
第16章 ライフサイクル・コスティング
第17章 バランスト・スコアカード
そして、本書の特徴は、次のとおり。
(1) 原価計算と管理会計の両分野に関連する内容を取り上げていること。すなわち,原価計算と管理会計の両分野を1冊のテキストで学習することができ,両分野の内容を網羅的かつ体系的に理解することができる。
(2) できるだけ多くの例題(計算例)を用い,それにもとづく説明が行われていること。特に,計算手続の説明が必要となる第Ⅱ編と第Ⅲ編については,わかりやすい例題を多く設けている。また,各例題について,計算過程(解き方)をかなり詳しく説明しているため,自習用としても使用することができる。
(3) 各章の冒頭にpoint(学習の要点)を付し,学習の目標を明示していること。これにより,各章の学習内容が明確になり,その内容を体系的に学習することができる。
(4) 原価計算や管理会計の手続の説明については,できるだけ図示して理解を助けていること。すなわち,本文を図表と対応させながら読むことで,その理解を容易にしている。
本文が250頁強で、両科目の概要がつかめるのは、お得だと思いますよ。
ぜひご覧ください!