原価会計の基礎

小菅 正伸

定価(紙 版):2,860円(税込)

発行日:2007/03/06
A5判 / 248頁
ISBN:978-4-502-27120-5

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本の紹介
費目別計算、製造間接費計算、部門別計算、個別・総合原価計算から標準・直接原価計算まで、伝統的原価計算の基礎を平易に解説し演習を付した入門テキスト。大学テキストに好適。

目次


原価会計の基礎
目次

はじめに

第1章 原価計算の意義と目的
 1 原価計算の意義
 2 原価計算の特徴
 3 原価計算の目的
 4 原価報告
 5 製造原価明細書の意味内容
 6 わが国の「原価計算基準」
 7 原価計算の一般的基準

第2章 原価の本質と種類
 1 原価の一般概念
 2 支出原価と機会原価
 3 「原価計算基準」における原価概念
 4 非原価項目
 5 原価の諸概念
 6 製造原価要素の分類
 7 原価計算の種類
 8 原価計算の手続き

第3章 原価の費目別計算
 1 材料費計算
 2 労務費計算
 3 経費計算

第4章 製造間接費計算
 1 製造間接費の分類と集計
 2 製造間接費の製品への配賦
 3 製品別配賦基準
 4 製品別配賦基準の選択
 5 基準操業度
 6 製造間接費予算
 7 配賦差額の分析と処理

第5章 原価の部門別計算
 1 部門別計算の意義
 2 原価部門の設定
 3 部門別計算の目的
 4 部門別計算の手続き

第6章 単純個別原価計算
 1 原価の製品別計算の意義
 2 個別原価計算の特徴
 3 製造指図書
 4 個別原価計算の手続き
 5 個別原価計算の種類
 6 仕損と作業くずの処

第7章 単純総合原価計算
 1 総合原価計算の意義と種類
 2 単純総合原価計算の意義と手続き
 3 仕掛品の完成品換算
 4 期末仕掛品原価の計算
 5 仕損と減損
 6 正常仕損費と正常減損費
 7 異常仕損費と異常減損費

第8章 工程別総合原価計算
 1 工程別総合原価計算の特徴と目的
 2 工程別総合原価計算の手続き
 3 累加法と非累加法
 4 加工費工程別総合原価計算

第9章 その他の総合原価計算
 1 組別総合原価計算
 2 等級別総合原価計算
 3 連産品と副産物の計算

第10章 標準原価計算
 1 標準原価計算の意義
 2 標準原価計算の目的
 3 標準原価の設定
 4 標準原価の改訂と標準原価の指示

第11章 原価差異の算定と分析
 1 原価差異分析の意義
 2 実際原価計算制度における原価差異
 3 標準原価計算制度における原価差異
 4 直接材料費差異とその分析
 5 直接労務費差異とその分析
 6 製造間接費差異とその分析
 7 原価差異の会計処理

第12章 直接原価計算
 1 直接原価計算の意義
 2 直接原価計算の基本思考:貢献利益的接近法
 3 直接原価計算と全部原価計算の損益計算書
 4 固定費調整

 主要参考文献

 索引

著者プロフィール 小菅正伸(こすがまさのぶ)
1978年 関西学院大学商学部卒業
1983年 関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取
      得退学
1983年 関西学院大学商学部専任講師,その後助教授を経て,
1993年,関西学院大学商学部教授(現在に至る)
1994年 豪州マックォーリー大学客員研究員
1998年 博士(商学)(関西学院大学)
2000年 豪州マックォーリー大学客員研究員
2005年 関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科会計専門職
      専攻教授(兼任)(2007年3月まで)
<現在> 日本会計研究学会評議員,日本管理会計学会理事,日本原価計算研究学会理事・副会長,関西経営品質賞判定委員会委員,平成18年~19年公認会計士試験試験委員

<著書>
『行動的予算管理論􌔗増補第2版>』(中央経済社,平成9年)
『基本原価会計論』(中央経済社,平成11年)
『管理会計概論』(共編著,中央経済社,平成18年)
『戦略的プロセス・マネジメント―理論と実践―』(共編著,税務経理協会,平成18年),その他共著,論文多数

























著者紹介

小菅 正伸(こすが まさのぶ)