- 本の紹介
- 仕事と生活の場である地域と都市の疲弊が激しく、その再生と活性化は喫緊の問題である。本書は、地方活性化と都市政策の主要な論点ごとに街づくりのスキームを検討する。
目次
地域・都市再生のマネジメント
目次
第1章■日本の論点
1 財政問題
2 人口問題
3 東京の再生
4 地域・都市再生の諸手法
第2章■産業集積
1 産業クラスター
2 地域産業の再生
3 研究開発型企業
4 地域と企業
第3章■農林水産業
1 農業の課題と改革
2 森林・林業の活性化
3 水産業の活性化
4 道の駅
第4章■移住と観光
1 移住
2 観光
第5章■住宅産業
1 土地・不動産の状況
2 定期借家制度
3 住宅補助
4 住宅金融
5 空き家問題
6 既存住宅市場
7 土地利用の新たな課題
第6章■不動産と金融
1 不動産投資市場
2 不動産の金融手法
3 不動産証券化の仕組み
4 不動産証券化の先進事例
第7章■コンパクトシティ
1 公共交通とコミュニティ
2 法制度
3 富山市のケーススタディ
第8章■エリアマネジメント
1 エリアマネジメントの諸制度
2 浜松市のエリアマネジメント
3 公的資金等
第9章■商店街の活性化
1 中心市街地活性化
2 青森市の中心市街地活性化
3 商店街の現状と課題
4 高松丸亀町商店街の再開発
第10章■公民連携
1 官と公共
2 PPP/PFIの諸政策
3 シティ・マネジメント
4 サンディ・スプリングス市
5 PPPへの多様な試み
6 コンセッション事例
7 八尾市立病院運営型PFI事業
8 紫波町の公民連携によるまちづくり
9 スポーツの成長産業化
第11章■文化芸術
1 文化芸術振興
2 図書館
3 公共ホール
4 美術館
5 芸術祭
6 文化と芸術の活用
7 芸術の価値
第12章■エネルギーマネジメント
1 気候変動問題
2 日本のエネルギー政策
3 地域の主体性
4 地域エネルギー事例
著者プロフィール
阿部 博人(あべ ひろと)
現在 株式会社パブリック・マネジメント・コンサルティング代表取締役等を務める。
1960年 北海道生まれ
1983年 北海道大学法学部卒業,松下政経塾入塾
(松下政経塾第4期塾生)
1986年 松下政経塾修塾
2010年 東洋大学大学院経済学研究科公民連携専攻修士課程修了
(経済学修士)
著書に『松下幸之助の実学』(廣済堂出版),『はじめに志ありき―明治に先駆けた男 吉田松陰』(致知出版社),『君子財を愛すこれを取るに道あり―企業倫理の確立こそエクセレント・カンパニーへの道である』(致知出版),『南方熊楠を知っていますか? 宇宙すべてをとらえた男』(サンマーク出版),『ISO26000-社会的責任に関する手引き 実践ガイド』(共著,中央経済社),『緒方洪庵と適塾の門弟たち 人を育て国を創る』(昭和堂)等がある。