日本組織内弁護士協会20年のあゆみ

日本組織内弁護士協会 編著

定価(紙 版):3,080円(税込)

発行日:2021/11/16
A5判 / 296頁
ISBN:978-4-502-40031-5

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本の紹介
日本組織内弁護士協会(JILA)は、2021年8月に発足から20周年を迎えた。本書はこれを記念し、JILA20年の軌跡を、組織内弁護士発展の歴史と共に振り返る。

目次



日本組織内弁護士協会20年のあゆみ
目次

はしがき
第1章 組織内弁護士発展の歴史
―戦後から令和まで―
■戦後の日本では普及しなかった組織内弁護士 
■公務員制度改革によるニーズの高まりと任期付公務員制度
  の創設 
■「聖域なき構造改革」によるニーズの増大と司法制度改革に
  よる完全自由化 
■司法制度改革後の企業内弁護士の発展 
■任期付公務員弁護士 

第2章  日本組織内弁護士協会20年の概観
1.第1期・ 黎明期(2001年~2005年)
〜設立・糾合・コミュニティの確立と存在の認知〜 
 JILAがJILAとなるまで 梅田 康宏 
 JILA誕生秘話? 市橋 智峰 
 弁護士から研究者へ 石井 夏生利 
 インハウスになったきっかけとインハウスに戻った理由/若手
 主体の当時のJILAに何を期待したか,副代表・副理事長を長く
 務めて 西 和伸 
 インハウスになったきっかけとJILAに入ったきっかけ~出版記
 念パーティー開催の意義・様子 牧山 嘉道 
 JILAの思い出 池永 朝昭 
 弁護士の誓約書 大山 滋郎 
 お食事会のような,気楽で素敵な集まり 金藤 力 
2.第2期・ 発展期(2006年~2011年)
〜事務局・支部・部会の設置と会員サービスの充実〜 
 JILAと私の20年 片岡 詳子 
 JILAの価値と次代への期待 竹内 朗 
 JILA創世期の定例会・懇親会雑感 花田 容祐 
 インハウスローヤーという選択 中原 健夫 
 愛知における組織内弁護士の曙,名古屋からのJILA参加
 服部 由美 
 JILA初の実務書『最新 金融商品取引法ガイドブック』の出版
 稲田 博志 
 新人弁護士とJILA 宮腰 和朗 
 初期のJILAの活動に関わることができた喜び 木呂子 義之 
 公務員弁護士のキャリアと草創期の第4部会の貢献
 渋谷 武宏 
 事務局長就任とJILA10周年記念式典 真銅 孝典 
 JILAにおける会員個人にとっての「意義」に関する考察(私見)
 鈴木 孝司 
 「JILA通信」ができるまで 熊野 敦子 
3.第3期・ 充実期(2012年~2017年)
〜組織理念・財務基盤・組織基盤の整備と拡充〜 
 今日までそして明日から―JILAの爆発的拡大期と今後 
 室伏 康志 
 JILAとともに「地方型インハウス」する 佐野 晃生 
 岐路に立つJILA 本間 正浩 
 公務員弁護士キャリアが拓く未来 岡本 正 
 日弁連への関与と今後のあり方 藤本 和也 
 会費制度導入の経緯 中野 竹司 
 JILAとともに歩んだ私のインハウスキャリア 前田 絵理 
 コミュニケーションの場としての部会フォーラム
 野田 紗織 
 事務局のお手伝いをさせていただいて 伊藤 淳 
 賛助団体制度導入の意義と運用面の苦労 國松 崇 
 JILAが国際会議(LAWASIA東京大会)企画初参加で得た成功
 とその意義 戸田 真理子 
 公務員弁護士のはじまり 幸村 俊哉 
4.第4期・ 成熟期(2018年~現在)
〜積極的情報発信・政策関与・社会貢献への軸足のシフト〜 
 ダイバーシティ推進をめざして 榊原 美紀 
 4人の理事長の下で理事を務めてきて 平泉 真理 
 日本における国際仲裁活性化の動きとJILA国際仲裁研究会
 高畑 正子 
 自治体弁護士である私とJILAについてのあれこれ
 幸田 宏 
 部会活動トレンドのシフトと会員2,000人時代の活動のあり方
 岩本 竜悟 
 興味あることを追いかけた先にあった法曹の仕事
 村瀬 拓男 
 私とJILAとJILAの渉外活動 佐藤 雅樹 
 会報誌「JILA」のあゆみ 山本 晴美 
 日本組織内弁護士協会におけるルールメイキングの過去と展望
 渡部 友一郎 
 勉強しようよ,ね? 芦原 一郎 
 準会員としてJILAをささえる動機,やりがい,楽しさ,苦労
 進藤 千代数 
 JILAは国際活動を強化します!~国際委員会の立上げと,韓国
 社内弁護士会(KICA)との協定締結を皮切りに
 結城 大輔 

第3章 各支部のあゆみ
1.関西支部のあゆみ 
2.東海支部のあゆみ 
3.九州支部のあゆみ 
4.中国四国支部のあゆみ 

第4章 資料編
1.インハウスローヤーセミナー開催履歴一覧 
2.賛助団体一覧 
3.会報誌バックナンバー一覧 
4.JILA書籍一覧 
あとがき 



著者プロフィール
〈編著者〉
日本組織内弁護士協会

著者紹介

日本組織内弁護士協会(にほんそしきないべんごしきょうかい)
[プロフィール]
日本組織内弁護士協会(JILA)は,組織内弁護士およびその経験者によって2001年8月1日に創立された任意団体。組織内弁護士の現状について調査研究を行うと共に,組織内弁護士の普及促進のためのさまざまな活動を行うことにより,社会正義の実現と社会全体の利益の増進に寄与すること,および会員相互の親睦を図ることを目的としている。
現在の会員数は2,087名(2024年2月1日時点)。全会員向けのセミナーやシンポジウムの開催,会報誌や専門書の発行,各種政策提言などを行っている。また,全会員が所属する業種別の10の部会,任意参加の14の研究会,関西支部,東海支部,中国四国支部,九州支部の4つの支部などを通じて,多様な活動を展開している。

[主な著作]
本書『Q&Aでわかる業種別法務』(中央経済社)シリーズ
『組織内弁護士の実務と研究』(日本評論社,2021)
『日本組織内弁護士協会20年のあゆみ』(中央経済社,2021)
『〔改訂版〕契約用語使い分け辞典』(新日本法規出版,2020)
『公務員弁護士のすべて』(第一法規,2018)
『事例でわかる問題社員への対応アドバイス』(新日本法規出版,2013)
『最新 金融商品取引法ガイドブック』(新日本法規出版,2009)
『インハウスローヤーの時代』(日本評論社,2004)