リーダーシップの理論―経験と勘を活かす武器を身につける

石川 淳

定価(紙 版):3,080円(税込)

発行日:2022/03/23
A5判 / 272頁
ISBN:978-4-502-41861-7

送料について
本の紹介
難しいと思われがちな理論は、実はわかりやすく、面白く、実務の役に立つ! 経験や勘に加えて「理論」という武器をもち、応用力のあるリーダーシップを発揮できるよう解説。

目次

はじめに 

第1章 理論を知っているかどうかで差がつく時代の到来
 1 経験や勘の限界   
 2 理論とは?   
 3 理論はわかりやすいし役に立つ   
 4 最も効果的な理論の使い方…
   それは持論を通じて   
 5 なぜ多くの理論を知る必要があるのか?

第2章 120年の研究を一気に読む
―リーダーシップ研究の流れ
 1 リーダーシップとは何か?   
 2 リーダーシップ研究の流れ   

第3章 資質アプローチ研究
 1 資質アプローチ研究の成り立ちと内容
 2 資質アプローチ研究の応用例とその評価

第4章 行動アプローチ研究 
 1 オハイオ研究   
 2 ミシガン研究   
 3 PM理論   
 4 行動アプローチ研究の応用例とその評価

第5章 コンティンジェンシー・アプローチ研究
 1 フィードラー理論   
 2 SL理論   
 3 パス・ゴール理論   
 4 コンティンジェンシー・アプローチ研究の応用例とその評価   

第6章 変革型アプローチ研究
 1 カリスマ型リーダーシップ   
 2 バスの変革型リーダーシップ理論
 3 ティシーとディバナの変革型リーダーシップ理論   
 4 コッターの変革型リーダーシップ理論
 5 変革型アプローチ研究の応用例と その評価   

第7章 その他のリーダーシップ研究
 1 サーバント・リーダーシップ研究   
 2 オーセンティック・リーダーシップ研究
 3 温情主義的リーダーシップ研究
 4 LMX理論   
 5 暗黙的リーダーシップ理論研究   
 6 シェアド・リーダーシップ研究   


第8章 リーダーシップ持論2.0へ
 1 パーソナリティ・ベース・リーダーシップという考え方   
 2 リーダーシップの基本   
 3 リーダーシップ持論のPDCA   
 4 誰もが効果的なリーダーシップを   

おわりに 

著者紹介

石川 淳(いしかわ じゅん)
[プロフィール]
生年:1962年
学歴:慶應義塾大学法学部政治学科卒
   慶應義塾大学経営管理研究科修士課程修了
               同博士課程修了
学位:博士(経営学)
現職:立教大学統括副総長
   立教学院常務理事
   立教大学経営学部 教授

主要受賞歴:1997年 日本労務学会研究奨励賞
      2014年 Pan-Pacific Business Conference Outstanding Paper Award

[主な著作]
『シェアド・リーダーシップ:チーム全員の影響力が職場を強くする』中央経済社,2016年(単著)
『善き経営 GBIの理論と実践』丸善雄松堂,2016年(分担執筆)
「研究開発プロセスのリーダーシップ:文献レビューと課題の提示」『日本労働研究雑誌』660号,66-86頁,2015年(単著)
「研究開発チームにおけるシェアド・リーダーシップ:チームリーダーのリーダーシップ,シェアド・リーダーシップ,チーム業績の関係」『組織科学』 48巻4号,67-82頁,2013年(単著)
Transformational leadership and gatekeeping leadership: The roles of the norm for maintaining consensus and shared leadership in team performance, Asia Pacific Journal of Management 29(2): 265-283, 2012.(単著)