さくらんぼ社長の経営革命―入園者ゼロになった観光農園の売上を過去最高にできたしくみ
- 本の紹介
- 最大のピンチの中で、果樹のネット販売、加工商品の開発、自販機販売、直営カフェを次々と儲かる事業に育て、12期連続黒字を達成したビジネスモデルや経営ノウハウを解説。
目次
<目次>
第1章 生意気なボンボン三代目が
家出を経て本気で農業に目覚めた
第2章 農業経営の道標は理念と目標
―日本一の観光果樹園になるための戦略と戦術
第3章 ピンチはチャンス
―農業の固定観念を捨てアイディアと人脈で乗り越えろ
第4章 次の一手
―時代のニーズを察知して戦術を組み立てる
第5章 四度目の大ピンチ
―観光果樹園の売上が0になって私たちがやったこと
第6章 観光農業の再開
―ニューノーマル観光農業
第7章 50歳で社長を退任する理由
―家族そして仲間たちへ
[解説] 経営における人としての矢萩美智氏の魅力を読み解く
(栗木契/神戸大学大学院経営学研究科教授)
- 担当編集者コメント
- 脱家族経営・脱どんぶり勘定で12期連続黒字決算!
果樹の生産、販売、観光、加工、飲食の5本の柱で持続可能な農業経営を目指し、先駆的な取組みやユニークな商品、サービスが注目される「やまがたさくらんぼファーム」。
取材、講演、視察の依頼が絶えない、今もっとも注目されるやまがたさくらんぼファーム代表の矢萩美智氏が、農業とビジネスの試行錯誤のすべてを語った待望の著作。
農林水産大臣賞(全国優良経営体表彰6次産業化部門)受賞、農林水産省選定「ディスカバー農山漁村の宝」選定ほか多数受賞・選定。
障がい者雇用を増やし、人材育成や福祉面でもその取組みが注目されている。
収益源だった観光果樹園の入園者がゼロになる大ピンチのどん底から過去最高の売上を達成した戦術とは?
・ここに来ないと食べられない地元のフルーツのみをつかった「映えるフルーツパフェ」の開発でカフェの売上を5年で14倍に
・ジュース、ワイン、ジェラート、ゼリー、ドーナッツ、さくらんぼ大福…PB商品(委託加工)の開発
・大手販売サイトを使わず、直販にこだわり「王将福袋セット」「ワケあり倶楽部」が大ヒット
・近隣温泉と連携した果物狩りプランで集客と地域活性を両立
・「くだものじはんき」で24時間営業の無人販売
・「まずお客様に知ってもらう」ためにSNSやYouTubeなどネットを最大限活用したマーケティング
・オンラインで農園とお客様をつなぎ、生産者との会話を楽しみながら画面上で収穫体験できる「AIR農園部」
・友好的な統合(M&A)で規模を拡大
・働きやすい職場づくりで地方での人材の確保と人材育成を実現
・JGAP、ノウフクJAS認証取得
王将果樹園 https://www.ohsyo.co.jp/
矢萩よしとも@さくらんぼ社長Twitter @yyoshitomo19
Oh!Show!Cafe(直営フルーツカフェ)
https://www.ohsyo.co.jp/cafe/index.htm
Twitter @ohshowcafe1