信用リスクの測定と管理―Excelで学ぶモデリング

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早稲田大学大学院ファイナンス研究科
森平 爽一郎 編著

定価(紙 版):2,640円(税込)

発行日:2011/03/28
A5判 / 196頁
ISBN:978-4-502-68390-9

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本の紹介
信用リスクモデリングの基本的な考え方と実際の適応能力を養うことができる専門テキスト。実際のデータを用いたシミュレーションができるExcelプログラムを収録したCD付。

目次


信用リスクの測定と管理
■Excel で学ぶモデリング

目次

第1部 信用リスクの計測
 第1章 BISリスクウエート関数と自己資本比率規制
  1 はじめに
  2 リスクウエート関数と所要自己資本額の決定方法
  3 所要自己資本決定のダイナミックExcelシミュレーション
   3.1 入力データの準備
   3.2 計算結果(シート1:所要自己資本RWA の計算)
   3.3 計算結果(シート2と3:式(1.2)で資産相関が決まるときの
      所要自己資本RWAの計算)
  4 資産価格決定モデルとリスク調整後デフォルト確率
    (PDQ:式(1.4))との関係
  5 おわりに

 第2章 デフォルト確率PDの推計
  1 はじめに
  2 データセットの構築
  3 線形確率モデルによるデフォルト確率推定
   3.1 推計手順
   3.2 計算結果の解釈
  4 ロジスティック回帰モデルを用いたデフォルト確率推定
   4.1 線形確率モデルの問題点
   4.2 ロジスティック回帰分析によるデフォルト確率PD推定
   4.3 ロジスティック回帰モデルの係数変化:ダイナミック
      シミュレーション
   4.4 ソルバーを使用したロジスティック回帰モデルの構築
   4.5 VBAを使用したロジスティック回帰モデルの構築
   4.6 PD推計モデリングで留意すべき点
  5 おわりに

 第3章 デフォルト確率の期間構造推定
  1 はじめに
  2 「デフォルト確率の期間構造」と「システマティック・リスク」
   2.1 デフォルト確率の期間構造
   2.2 システマティック・リスクを考慮する
  3 Excelによるデフォルト確率の期間構造推定
   3.1 データセットの構築
   3.2 デフォルト確率の期間構造推定:基底デフォルト確率の意味
   3.3 特定の期間構造を仮定しない場合
      (ノンパラメトリック・アプローチ)
   3.4 基底デフォルト確率の形状をあらかじめ仮定する場合
      (パラメトリック・アプローチ)
   3.5 マクロ経済要因(システマティック・リスク)を考慮したデフォルト
      確率PD の期間構造推定
  4 おわりに

 第4章 オプションアプローチによるデフォルト確率推定
  1 はじめに
  2 コールオプションとしての株式
  3 企業資産価値の分布とデフォルト確率
  4 スプレッドシートを利用したデフォルト確率の推計
   4.1 スプレッドシートによる解法
   4.2 スプレッドシートの説明
  5 おわりに

 第5章 デフォルト確率推定システムの検証
  1 はじめに
  2 一致性の検証
   2.1 Brierスコア:実績デフォルト率と推定PD の差
   2.2 Sphericalスコア
  3 順序性の検証
   3.1 CAP曲線とAR値
   3.2 ExcelVBAによるCAP曲線とAR値の計算
  4 おわりに

 第6章 デフォルト相関(R)と資産相関(RAsset)
  1 はじめに
  2 デフォルト相関と資産相関
   2.1 計算手順
   2.2 デフォルト相関の考え方
  3 デフォルト確率,デフォルト相関,資産相関の計算方法
   3.1 デフォルト確率(実績デフォルト率)PD と同時デフォルト確率
      JPD の計算
   3.2 デフォルト相関R の計算
   3.3 デフォルト閾値di,資産相関,RAsseti,j,ファクター感応度biの計算
  4 デフォルト相関,資産相関の推定にあたって注意すべきこと
  5 おわりに

第2部 ポートフォリオの信用リスク管理
 第7章 クレジットメトリックス-格付け推移行列によるポートフォリオ
       のリスク管理-
  1 はじめに
  2 CreditMetrics モデルの説明
   2.1 格付け推移行列
   2.2 デフォルトした場合の評価(デフォルト時の回収率)
   2.3 信用スプレッドと利回り
   2.4 相関
   2.5 企業資産価値モデル(将来格付けの割り当て)
   2.6 99%信用リスクVaRと必要資本
  3 スプレッドシートを利用したCreditMetrics による信用リスクVaR
     の計測
  4 CreditMetrics を用いたリスク管理手法の概要
   4.1 限界標準偏差とパーセント限界標準偏差
   4.2 リスク管理の実例

 第8章 保険アプローチ(Credit Risk+)
  1 はじめに
  2 デフォルトの損失額分布
  3 Credit Risk+の概略
   3.1 Credit Risk+のモデリングプロセス
   3.2 Credit Risk+におけるデフォルト確率
   3.3 Credit Risk+による損失額の仮定
   3.4 Credit Risk+による損失額の分布
  4 Credit Risk+による損失額分布の計算例
  5 実務上注意すべき点
  6 おわりに

 索引


著者プロフィール <編者紹介>
早稲田大学大学院ファイナンス研究科

<編著者紹介>
森平爽一郎





















著者紹介

早稲田大学大学院ファイナンス研究科(わせだだいがくだいがくいんふぁいなんすけんきゅうか)

森平 爽一郎(もりだいら そういちろう)