碩学舎ビジネス双書MBAが考えるヘルスケア経営―その戦略と組織
- 本の紹介
- 目先の転職のためでも仕事を休んで就学するのでもない、今の職場で働きながら学ぶからこそ得られる価値とは。業界の最前線に身を置きながら経営学を学んだ成果と経験を語る。(発行=碩学舎)
目次
碩学舎ビジネス双書
MBAが考えるヘルスケア経営その戦略と組織
目次
第1部激動期のヘルスケア事業にMBAが果たす役割
第1章 神戸方式MBAのコンセプト
はじめに
事業コンセプトをめぐる3つの問い
誰 に
何 を
井の中の蛙、天の深きを知る
い か に
実践を通じた学習の深化
B J L
3つの工夫
講義体系
第2部MBAで学んだヘルスケアの経営学
第2章 MBA体験からのヘルスケア産業への提言
本書の成り立ち
第2部への解題
第3章 MRチームの組織学習をうながす
1 なぜMBAを目指したのか
2 なぜ神戸大学MBAを選んだか
3 神戸大学MBAでの学び
4 おわりに
Column リーダーシップの理論
第4章 ユーザー起点の医療機器開発
1 医師、MBAに学ぶ!
2 魂をゆさぶられる経験
3 急速輸液装置開発で起業!
4 医療機器開発の新しい形〜ユーザー起点での医療機器開発
5 おわりに
Column 情報の粘着性仮説7
第5章 大手製薬会社と創薬ベンチャーの協業
1 なぜMBAを目指したか
2 なぜ神戸大学MBAを選んだのか?
3 神戸大学MBAで得たもの、MBAへの思い
プロジェクト研究での企業への訪問調査
5 受験を考えている皆様へ
6 アーリーステージの創薬型バイオベンチャーの資金調達
7 おわりに
Column 創薬におけるベンチャー企業の台頭
第6章 バイオクラスターにおける創薬イノベーションの形成要因
1 なぜMBAを目指したか
2 磨きがかかったタイムマネジメント能力
3 神戸大学MBAでの学び1
4 バイオクラスターとしての神戸医療産業都市
6 おわりに
Column クラスター
第7章 創薬におけるアカデミアの役割と課題
1 なぜMBAを目指したか
2 医師であるのにMBA?
3 産学連携における創薬アカデミアと企業のギャップ
4 おわりに
Column 医薬品の開発プロセス
第8章 新薬の販売段階における提携の形成要因
1 なぜMBAを目指したか
2 神戸大学MBAの受験を決める
3 体力と気力の勝負
4 製薬企業間の新薬の販売段階における提携
5 おわりに
Column M&Aと提携
第9章 医薬品の探索研究段階におけるプロジェクトマネジメント
1 なぜMBAを目指したか
2 直面していた仕事の壁
3 神戸大学MBAでの学び
4 探索研究段階のプロジェクトマネジャー
5 おわりに
Column プロジェクト組織
第10章 医療用医薬品の市販後における価値拡大
1 なぜ、MBAを目指したか
2 試行錯誤の日々
3 神戸大学MBAに感じた魅力
4 想像を超える環境変化
5 市販後の医療用医薬品の価値拡大
6 おわりに
Column 顧客価値
第11章 研究者をマネジャーに育てるために何が必要なのか
1 なぜMBAを目指したか
2 なぜ神戸大学MBAを選んだか
3 神戸大学MBAでの学び
4 製薬企業における研究職から管理職への移行
5 おわりに
Column キャリア開発
第12章 次世代リーダー育成
1 なぜMBAを目指したのか
2 新たな視点や考え方に触れたい
3 神戸大学MBAでの学び
4 シックスシグマアサインメント
5 本研究のインプリケーション
おわりに
Column シックスシグマ
第13章 医薬品企業のコーポレートガバナンス
1 なぜMBAを目指したか
2 MBAで経験したこと
3 医薬品企業社の定量分析と役員名のインタビューから
見えてきたもの
4おわりに
Column コーポレートガバナンス
あとがき
執筆者紹介
著者プロフィール
■編著者紹介
加護野忠男(かごの ただお)
編集、第1章、第2章、column
1947年、大阪に生まれる。1970年、神戸大学経営学部卒業。1975年、
同大学院博士課程修了。同講師、助教授を経て、1988年同教授。経
営学博士。2011年甲南大学特別客員教授。2019年より神戸大学社会
システムイノベーションセンター特命教授。専攻は、経営戦略、経
営組織。企業統治。
近著『経営の精神』生産性出版、2010年、『コーポレート・ガバナ
ンスの経営学』(共著)有斐閣、2010年、『日本のファミリービジネス:
その永続性を探る』(奥村昭博他と共編著)中央経済社、2011年、『経
営はだれのものか』日本経済新聞出版社2014年、『松下幸之助に学ぶ
経営学』日本経済新聞出版社、2016年、『松下幸之助:理念を語り続
けた戦略的経営者』(編著)PHP研究所、2016年、『日本のビジネス
システム:その原理と革新』(山田幸三と共編著)有斐閣、2016年。