- 本の紹介
- 事業再編・事業再生にかかるファイナンスの基本をストーリーと例題でわかりやすく解説!時代や政策に左右されない内容を中心に、考え方や事業計画の作成まで学べる1冊。
目次
はじめに
序 章 事業再編・事業再生が必要な理由
1.目黒セラミックのケース
⑴ 企業のライフサイクルと株価の関係
⑵ 業種による違い
⑶ 複合企業のデメリット
⑷ 会社の株価を改善させる方法
2.京橋不動産のケース
⑴ キャッシュ・フローと有利子負債
⑵ 事業再生の方法
⑶ 事業再生の進め方
第1章 事業再編・事業再生に共通する事項
1.投資家の種類による立ち位置の違い
⑴ エクイティ投資家の種類
⑵ デット投資家の種類
⑶ 投資家によるリスク許容度と投資時期
2.事業再編・事業再生で登場する経営理論など
⑴ BCG マトリックス
⑵ プロダクト・ライフサイクル
⑶ SWOT 分析
⑷ ゲーム理論
3.組織再編の種類
⑴ 株式譲渡
⑵ 合 併
⑶ 株式交換
⑷ 株式移転
⑸ 事業譲渡
⑹ 会社分割
⑺ 現物配当
⑻ 例題演習
第2章 事業再編・事業再生に必要な基礎知識
1.キャッシュ・フロー
⑴ 会社の作成する決算書
⑵ キャッシュ・フローはどのように発生するか
⑶ キャッシュ・フローの意味の違い
⑷ 黒字倒産とはどういう状態なのか
⑸ 減価償却費と CAPEX
⑹ 繰越欠損金
2.株式価値の評価
⑴ 株式価値評価の方法
⑵ インカム・アプローチ
⑶ マーケット・アプローチ
⑷ コスト・アプローチ
⑸ 対象企業による評価方法の違い
3.不動産評価
⑴ 不動産鑑定評価とは
⑵ 不動産評価における価格の種類
⑶ 鑑定評価の方法
⑷ 不動産のタイプに応じた鑑定評価の種類
4.レバレッジ
⑴ レバレッジとは
⑵ キャピタルゲインとレバレッジの関係
⑶ 信用リスクとレバレッジの関係
第3章 事業再生の基本的な考え方
1.再生の方法
⑴ 再生できる会社よりもできない会社のほうが多い
⑵ 自主再建と他者再建
⑶ 私的整理と法的整理
2.債務者区分
⑴ 債務者区分の概要
⑵ 貸倒引当金
⑶ 再生計画と債務者区分
3.事業再生における不動産担保
⑴ 第三者対抗要件
⑵ 質権,譲渡担保,抵当権
⑶ 不動産担保
⑷ 不動産登記簿謄本の見方
⑸ 普通抵当権と根抵当権
⑹ 被担保債権額と設定額
⑺ 担保設定額と不動産保全額
⑻ 別除権
4.業種による特性
⑴ 製造業
⑵ サービス業
⑶ 建設業
⑷ ホテル・旅館業
⑸ 不動産賃貸業
5.再生計画のポイント
⑴ 清算価値と継続価値
⑵ 経営責任と再生計画の実行可能性
⑶ 再生スポンサーは何のために出資するのか
⑷ プレパッケージ型再生
⑸ 出口(EXIT)
⑹ DIP ファイナンス
6.債権譲渡
⑴ なぜ債権譲渡をするのか
⑵ バルクセール
⑶ 債権評価
⑷ 譲渡手続
7.再生スキーム
⑴ リスケジュール
⑵ 債務免除
⑶ DES(デット・エクイティ・スワップ)
⑷ DDS(デット・デット・スワップ)
⑸ 債権譲渡
第4章 事業計画の作成
1.事業再生における事業計画
⑴ 再生計画作成の手順
⑵ パラメータの設定
⑶ 弁済計画作成時に考慮すべき事項
⑷ 再生計画の作成
2.事業再編における事業計画
⑴ 事業再編の手順
⑵ パラメータの設定
⑶ 資本政策
おわりに