高齢者介護組織の経営―資源,活動,価値基準のパッケージ
- 本の紹介
- 超高齢社会で課題が深刻化する介護組織の経営について、定量分析と事例を用いて考察。企業を対象とした従来の経営手法とは異なる新たなマネジメントを提案する。
目次
第Ⅰ章 高齢者介護組織は「なぜ」そして「どのように」経営されるのか
1 本書の目的
2 本書の構成
第Ⅱ章 社会福祉法人制度と介護保険制度
1 社会福祉法人制度
2 介護保険制度
第Ⅲ章 理論的枠組の設定と研究方法
1 先行研究の検討
2 資源,活動,価値基準のパッケージ
3 研究方法とデータ収集
第Ⅳ章 高齢者介護組織における有効な戦略類型とその特徴の析出
1 基本モデルと仮説の提示
2 概念の操作化
3 調査方法
4 仮説の検証
第Ⅴ章 北海長正会の事例とその分析――地域差別化型
1 第1期(~ 1999年:介護保険制度導入直前期)
2 第2期(2000年~2002年:介護保険制度導入直後期)
3 第3期(2003年~2008年:介護報酬のマイナス改定期)
4 第4期(2009年~2017年:地域包括ケア推進期
第Ⅵ章 さつき会の事例とその分析――地域差別化・システム併用型
1 第1期(~ 1999年:介護保険制度導入直前期)
2 第2期(2000年~2002年:介護保険制度導入直後期)
3 第3期(2003年~2008年:介護報酬のマイナス改定期)
4 第4期(2009年~2017年:地域包括ケア推進期)
第Ⅶ章 発見事実と命題
1 職員の貢献意欲
2 知識
3 自治体との関係
4 事業拠点
5 個別ケア
6 地域ケア
7 利用者本位
8 地域重視
9 パッケージの構成
10 パッケージの違い
第Ⅷ章 高齢者介護組織の経営
――本書の結論と貢献――
1 本書の貢献
2 今後の研究課題
- 担当編集者コメント
- ●著者のことば
高齢者介護組織の経営は、超高齢社会に突入するなかで重要性が増しています。一方高齢者介護組織は、重度の要介護高齢者の増加や介護人材の不足などの問題を抱え、従来の経営方法では社会から期待される介護サービスの提供は困難になっています。
では、経営者や中間管理者は、いかにして高齢者介護組織を経営すればよいのでしょうか?
高齢者介護組織にできることをどのようにして作り上げ、そして変化させられるでしょうか?
本書は、定量的分析と事例分析を組み合わせて高齢者介護組織の経営を明らかにしています。
本書を手にしたことによって、高齢者介護組織の経営がよりよいものになるきっかけとなることを強く期待しています。
●資源、活動、価値基準のパッケージ
「資源,活動,価値基準のパッケージ」は、高齢者介護組織にできること/できないことを分析するためのフレームワークです。資源、活動、価値基準、パッケージの4つの要素を包括的かつ動態的に分析することにより、組織能力がなぜそしてどのようにして構築・変革されたのかを理解することができます。高齢者介護組織の経営者や中間管理者は、組織能力を構築・変革することによって、よりよい経営につなげられるでしょう。







