大学発ベンチャー起業家の「熟達」研究―瀧和男のライフヒストリー

高瀬 進

定価(紙 版):5,280円(税込)

発行日:2017/03/24
A5判 / 368頁
ISBN:978-4-502-21621-3

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本の紹介
大学研究者による起業はどのような経験とプロセスにより実現されるのか。大学発ベンチャーの先駆者である瀧和男氏のライフヒストリーを通じて、熟達の視点から明らかにする。

著者紹介

高瀬 進(たかせ すすむ)
[プロフィール]
京都大学経営管理大学院特定助教。
神戸大学工学部システム工学科卒業,同大学大学院経営学研究科博士課程修了。山口大学技術経営研究科を経て現職。博士(経営学)。
専門は経営学・アントレプレナーシップ,大学発ベンチャー/技術経営。
日本における黎明期のラクロスの普及,大学運営支援会社のスタートアップを手掛ける。
現在は,ロボット・人工知能分野に関する大学発ベンチャーの輩出,エフェクチュエーションに関する企業家研究,アクションリサーチに取り組む。

[主な著作]
高瀬進・伊藤智明(2013)「大学発ベンチャーか?技術移転か?―コンピュータ黎明期における新技術の商用化に関する日米比較」『日本ベンチャー学会誌』第22巻,11-26.
加護野忠男 監訳 高瀬進・吉田満梨訳(2015)『エフェクチュエーション―市場創造の実効理論』碩学舎
高瀬進(2017)『大学発ベンチャー起業家の「熟達」研究―瀧和男のライフヒストリー』中央経済社